[Serverless] Node.jsでのAWSサーバレスアプリプログラミングを簡単にする技術の研究紹介

Fトラック #jd2019_f 16:35〜17:00

富士通研究所では,サーバレスアプリ開発効率化の研究開発に取り組んでいます.
本講演では,Node.jsでのサーバレスアプリプログラミングを簡単にする
JavaScriptトランスパイラEscapinの取り組みをご紹介します.

現状,Lambda関数の中でDynamoDB,S3や外部サービスのWebAPI等を用いる場合は
コールバック・Promise・ async/await等の非同期処理の仕組みと
aws-sdkやHTTPクライアントを用いたコードを書くと思います.
しかし,コールバック地獄,async/await地獄と呼ばれているように,
本来書きたいロジックは単純であったはずが意図せず複雑になり,
プログラミングに時間がかかったり,理解するのも難しくなったりするという問題があります.
EscapinはLambdaを中心としたサーバレスアプリを簡潔なプログラミングで実現する,
以下の特長を持ったJavaScriptトランスパイラです.

  • 書き方が複雑なJavaScript非同期処理を,async/awaitも用いない完全な同期処理として記述できます
  • DynamoDB TableやS3 Bucket等のリソースや外部サービスのWebAPI呼び出しを,オブジェクトのメンバ操作として直感的に記述できます
  • 上記をJavaScript (ECMAScript) 言語仕様を一切拡張せずに実現しています

本講演では,BabelをベースとしたEscapinのトランスパイル技術の概要とともに
社内での被験者実験の結果についてもご紹介します.

登壇者

木村 功作さん

所属:株式会社富士通研究所 ソフトウェア研究所

クラウドやWebAPIを用いたアプリ開発効率化の研究を業務としています.
電子情報通信学会・情報処理学会のソフトウェア工学系研究会を中心に活動しています.
モデリング言語,プログラミング言語を作る方に興味があります.

主な聴講者

– Node.jsでAWSサーバレスアプリを開発したい/している方
– Node.jsでのLambda関数の非同期処理プログラミングが難しいと思っている方
– サーバレスアプリ開発効率化の研究に興味のある方